先月、二年半ぶりに日本を訪問する機会があったので、感想とまとめです。
日本のトイレは世界一
やっぱり日本のトイレは清潔さは類を見ないですね。デパートやホテルの施設はもちろんのこと、新幹線や空港のトイレは感動ものですし、数が多いのもありがたい。駅ならちょっと過疎ってる駅もトイレがあるのはありがたいです(フランスなんかだと駅にトイレが無くて悲惨な目にあったりするので)。
ちょっと具体的過ぎるかもしれませんが、便座のデザインも非常に洗練されていて機能的ですばらしいですね。男性用の小便器も床まで届くタイプは数多ある小便器のデザインの中でもナンバーワンだと思います。なんであれが世界標準じゃないんでしょうか。
電車最高
のぞみが5分に一本出るとか、う○こCalTrain使用者からするともう意味不明ですね。ビジターとしては日本は「線」の移動、アメリカは点から点へ飛行機で飛ぶタイプの移動がメインなんだなーと感じます。
けど日本は新幹線+メジャーなローカル線の移動範囲から外れると突然移動効率が悪くなるんだろうなと思います(まあ仕事や旅行で来る人がそんなところに行くこと自体あまり無いとは思いますが。アメリカは逆に空港から車を借りるまでの流れがかなり効率化されているので、よくわからない所に飛行機+車で行くのが比較的楽ですね。
街頭演説
あれが合法というのがよくわからない。。。
安いご飯がうまい
500円〜4000円くらいのご飯のコスパがすごくいいです。けど6000円〜20000円のレンジだとアメリカのほうがコスパがいいな〜とは思います。
あれ?でも$200のご飯こっちで食べたことないぞ?(笑)
東京のスーツロイド達は相変わらず目が死んでいた
みなさんおつかれさまです(合掌)。それにしても、半死人みたいな人たちに日々囲まれて街を歩き電車で行き来する生活は健康的とは言えないですね。。。
18ヶ月ぶりに服を購入
ユニクロでポロシャツを4点購入。アメリカだといまいちサイズが合わないんですよね。2千円でシンプルなデザインでしっかりした生地のものが買えるのはすばらしい。
正の外部性が多い
Postive Externality(外部経済)[1]が日本は非常に多いんじゃないかと思います。コンビニから本屋までありとあらゆるお店で受けれる高い質のサービス、時間通りに動く電車ダイヤ、清潔な町や歩道、無理難題を聞いてくれる窓口担当に方々(JRのお兄さん、どうもありがとうございました)などに対してそれ相応の対価を払っていないと思います。なので〇〇円で得られる「価値」が他の国より高いのではないかと思います。
けど消費者にはとてもありがたいこのシステム、生産側にはたまったものじゃないと思います。だって苦労して「創った」このサービスなどに対価をもらえないっていうことは、もらえるはずのお金をもらえてないっていうことなんですよね。なので、働いた割には報酬が少ないっていう状態がいろんな業界に見られるのも納得できる気がします。旅行者にはとてもいい国ですね(遠い目)。
「社会の枠」から外れた関係だと話しやすい
年上の方でも、プライベートな関係というか、1対1の関係だと気さくに話せるんですが、「会社の同僚」や「先輩」だったりするととたんにぎこちなくなるんですよね。。。困ったもんです。
どの社会でもみんな多かれ少なかれ社会的枠組みごとに「仮面」を被ると思うのですが、日本は特にその色が強いのかなと感じます。僕自身もそれに合わせようとして柄にもなく自己規制している感じです。
「マフラーで髪がモフモフしている女子高生の破壊力」
噂に違わぬ破壊力でした。眼福でした。ごちそうさまでした。
[1] Wikipedia: 外部性