2014-01-15

アメリカの大学に来る留学生と言えば、大半は中韓出身だ[1]。で、流石に全然違うバックグラウンドなので、結構生活の中で些細な問題が発生したりもする。例えば「韓国人のルームメイトがキムチを冷蔵庫に入れてて、3重にラッピングされてて、タッパーに入ってるんだけど、それでもありえないくらい臭い」なんて話は、僕自身が大学の4年目に経験した事だ[2]。

なんだかんだで6年も色んな大学に在籍していると、ひょんなことから友人の愚痴を聞いたりする。中でも一つだけ、留学生関係で「ああ、これはダメだな」と思ったのが一つだけある。それは...

深夜・早朝の恋人への電話

「深夜の午前3時やら早朝6時とかに、毎日のようにスカイプで話されるとたまったもんじゃない」という愚痴を結構そこら中で聞く。家族への電話だったらそんなに頻繁には起こらないが、恋人への電話だと、本当にしょっちゅう電話してるので、同居人としては辛いようだ。どちらかの性別に偏っている訳でもなく、男女共に起こる。

東洋圏からの留学生だと、母国との時差がものすごいので、必然的に深夜や早朝しか相手と時間が合わない。なので必然的に、03:00とか05:00といった、同居人からしてみると非常に嫌な時間帯に話すようになる。一日の終わりや始まりに話すというのは、どのカルチャーでも共通していることなので、問題を助長することになる。

学生寮だと、個室でも壁は薄いし、同じ部屋で寝起きしていることも多い。そして話し声というのは不規則で周波数も低めなので、結構響く。

こういうことは自分では気づきにくいし、同居人側も言い出しづらく、フラストレーションだけが溜まっていくようなので、留学生のみならず、ふつーに家族やルームメイトと暮らしている時も気をつけておいて損は無いんじゃないかと思う。



[1] カナダのほうが多い学校もあるけど、ほとんど同じ文化だから、留学生だと気づかないことが多い。

[2] 僕はあんまり気にしなかったんだけど、他の2人のルームメイトには辛かったらしい。