2014-01-27

以前も書いたんだけど、今までの様に自由に友人達と会えるのも、残り五年くらいじゃないかと思ってる。僕含め、友人は皆アラサーだ。現時点でも親しい友人の1/3ほどは結婚していたり、前提の付き合いをしている。残りの2/3も時間の問題な訳だ。

皆、今でも十分忙しい時間を過ごしている。大概の友人はちょうどキャリアの節目で、今が踏ん張り時な人が多い。結婚したり、子供が出来たりしたら今よりも会いづらくなる。現に、去年結婚した友人はそれ以来僕らの仲間内の連中とはそれ以来一度も顔を合わせていないらしい。流石にこれは極端だけど、この流れは止まらない。

そんな中、僕はニート生活をしている。時間的余裕がある。MBAを早々に中退したので、学費を生活費に当てている。金銭的余裕も、とりあえず短期ではある。これら2点で余裕のある僕と、少なくとも時間的余裕は無い友人達。世界中に散らばった友人達にこの限られた時間のなかで会いに行くのは、僕の役目だと思っている。

「お金がもったいない」なんて、一日おきに脳裏をよぎる。連日ベイエリアを縦走していると、気が滅入ったりする日もある。この文章を書いてるのも、太平洋上空の航空機の中だ。

自分でも、一般的に見ると非効率なことをしていると思う。僕がこんなことをしてる間に、世の中の人たちは「前」に進んでいるのだろう。不思議なことだけど、仕事をしているほうが、今の「遊び」の期間より自己肯定の面では精神的に楽だ。しかし、来年僕が自由に動ける保証はどこにも無いし、行きている保証すら無い。こんな一見くだらないことでも、出来る間に出来ることをしたい。

あまり自信は無いし、週に一度は、「今すぐでかい会社に就職するべきなんじゃないか」という衝動に駆られる。けど今暫くは、この迷走を続けていたい。いずれまた、忙殺の日々に戻るのだから。