2014-01-28
15:10に日本に到着、爆速で入国審査と税関を抜け、15:43の京成本線特急・上野行きに揺られている。現在時刻は16:10だ。何気に、バスか成田エクスプレス意外で成田空港から出るのは初めてだ。
窓を流れる景色を見て、「やっぱり日本は丘が多いなあ」とか、「日本の山林ってやっぱり好きだなー」とか思いながら、乗換駅の事を気にしている。特に竹林が好きだと思う。
毎度のことながら、小さな駅の周りにある、細々・ゴミゴミとしたビルの雑踏には生理的嫌悪のようなものを感じる。単純に、幼少期・思春期の日本での時間を、こういう場所で過ごさなかったからだろうか。
それにしても駅の名前が見た事の無いものばかりだ。今一体自分がどこにいるのかも分からない。なぜかふと、「筑波大学行ってみたいなー」と思った。けど方向音痴なので、一人で行ったら絶対に迷うだろう。
田舎っぽい、田んぼや山々の風景を見ていると、幼少期から数年に一度は日本に来ていたせいもあって、やはり懐かしく感じる。けど日本からアメリカに移住したExPatの友人達が、帰国の度に故郷を噛み締めるのとはやっぱり違う。
懐かしくはあるけれど、日本はやっぱり僕の故郷ではないのだなあと、今更ながらに感じる。逆に、サンフランシスコやサンノゼ空港に到着し、280号の高速の景色を見ると、「ああ、帰ってきたなあ」といつも思う。当たり前なのだけど、同時に少しばかり寂しくも思う。