2014-01-10

僕はオーケストラ系のBGMが好きで、昔から良くゲーム音楽なんか聞いてるんだけど、まれに「あれ?ちょっと似てるな」っていう曲のペアに出くわす。今日はそんな2曲を紹介。

一曲目は「ジャイアントロボ THE ANIMATION~地球が静止する日~」(以下GR)のOVA第二話のED曲。今知ったんだけど、GRの曲はポーランド国立ワルシャワ・フィルが全て演奏しているらしい。道理で半端無いクオリティな訳だ。[1]

(3分53秒から)

二曲目はスーパーファミコンのゲーム、「魔装機神」のフィールドBGM、「君がいるから」(のサビの部分)。


どうだろう。個人的にはムードとかメロディの一部とかが似てると思うんだけど。

そろそろ間も持たなくなってきたのでこの辺で!



[1] そして道理で予算オーバーするわけだ、このアニメ。続き作ってくれよ!

2014-01-10

はい、今「俺うまいこと言った!」って思ってます、@hkmurakamiです。

順調にすべってる滑り出し、今日はちょっと昔話をば。

昔々その昔、僕が小学生だったころ、学校に麦茶を持って行ったことがあったのです。ちなみに僕はアメリカ育ちなので、この「学校」も当然アメリカの学校、それも生徒の9割は白人の小さな私立校だった。たしか六年生のころだったと思う。同級生にはなんと東洋人の男子が他に一人もいないようなところだった。

さて、実はアメリカの子供ってお茶なんて飲まないんだよね!

なのでこの謎の茶色い液体を見たクラスメイトには「なんだそれ!気持ち悪い!」っていじめられてしまった。日本人学校も同時に通ってたのだけど、こっちではもちろん当たり前な飲み物なので、ショックで何をどうしていいのか分からなくて落ち込んだ。

今なら「お前らこそ、緑のくっそ体に悪いもの飲んでるじゃねーか!」とか、「何、お茶も知らないの?ぷっ。」とかのカウンターもできるけど、当時はそんなことかけらも思い浮かばなかった。いいように言われて悲しかったのを覚えてる。

なので小さいお子さんがいる人は、できることなら、他にも東洋人の同性の子がいる小学校に入学させたあげたほうがいいと思う。

こういう辛い思いって正直必要ないよなあって思のだ。

2014-01-09

ペーパーボーイさんが社名をGMOペーパーボーイへ変更とのこと。ネット上の知り合いが何人かいる会社なので、自然とこのニュースのことを知ったわけだ。

ところで、アメリカ人が「GMO」という3文字を見ると自然と連想することがある。それはGenetically Modified Organismで、遺伝子組換え生物のことだ。昨今、先進諸国では遺伝子組換え食品の是非が争われているが、この国でGMOといえばこのことである。

ChromeのIncognito Modeで「GMO」とアメリカのIPから検索するとこのような結果になる。

トップ結果は見事に遺伝子組換え生物関係だ。(wikipediaの蛍光色の魚が綺麗

これと似たようなことを、日本在住の方ならつい最近経験している。そう、iPhone4S発売のときだ。

iPhone4Sは初めてSiriが搭載された機種だけど、このサービスが発表されたときに、「Siri?えっ?お尻のこと?アップルついに狂ったか!」と笑いが起こったのは記憶に新しい。それと同じことで、国境を越えると同じ音がまったく予期せぬ意味に取られたりしてしまったりする。

20年ほど遡っても、戦隊シリーズの獣レンジャーが、アメリカではユダヤ人を揶揄する「Jew」レンジャーと聞こえてしまうことから「パワーレンジャーズ」になったりもした。

GMOさんにはちょっとどころか、かなり申し訳ないエントリになってしまったけど、欧米進出の際には思い出していただければ幸だ。応援してますよー。

2014-01-08

USの技術者向け就労ビザといえばH1Bだ。このH1B、どの分野の人間にとっても面倒くさいプロセスなのだが、プログラマにとっては特に嫌なものになっている。というのも、このビザの取得には専門分野の学位がほぼ必要不可欠なのだ。

この学位取得の要件は、プログラマ意外ならそこまで負担にならない。他の専門分野だと、スキル習得の過程で高価な設備が必要になることが多く、学位の無い人間のスキルが高いこと自体、非常にレアだからだ。僕自身半導体関係が専門だったが、これを自分のリソースで使い物になるまで勉強するのは、正直無理だったと思う。バイオ関係なら専用のチェンバーやら薬品やらが必要だし、機械関係も、何千万円もする装置や、実験用ロボットが必要だったりする。なのでUS政府が学位を必要条件に並べているのは、効率のいい足切りなのだろう。

しかし数多い技術専門職のなかで、プログラマだけが、このような高価な設備を必要とせずスキルを身につけれると言っても過言ではない。以前はプログラミングをするための設備も高価なものだったが、最近だと数万円程度で必要なものは全て揃う。@lambdaliceさんなんかは、RAMが512MBしかないマシンでコードを書いている。

速度はそこまで気になりませんが、やはりRAMの少なさが痛いです。ChromeでTweetDeckを開きながら他のタブでブラウジングすると落ちます。
高階アリス:つらぽよ Advent Calendar 2013 Final - 僕のマシン

(読んでて泣きたくなってくるけど。。。)

学ぶための情報も、インターネッツの海に溢れている。学校に行かずとも能力を培うことは、ほかの技術分野に比べるとはるかに容易だ。

コンピューター・サイエンスの学位を持たない、素晴らしいエンジニアは世界中にいる。しかし彼らがUSで働きたいと思うとき、このH1Bの悪習が立ちはだかる。ソフトウェア開発者の需要が今ほど高まったことは無いが、アメリカのイミグレーション機関が、近いうちにこの方針を改訂することはまず無いだろう。高卒のRubyコミッタよりも、IBMインドでクソコードを量産するような人が優遇される現状が、この先も続くのだろう。

なので、このつぶやきは正しいと言わざるを得ない。

卒論がんばってください。 (`・ω・´)

2014-01-07

Fluentdのドキュメント担当の@hkmurakamiです。主にエンジニアコミッタの面々から上がって来た、ほかほかのドキュメントを「えいや!」と編集するのを担当しています。

これはFluentd Advent Calendar。。。とは関係無いですが、似たような文脈で書こうと思います。

進捗どうですか?

2013年には新たに40のドキュメントが書かれ、新たに381のコミットがされました。1日に約1コミットですね。

2012年、末のスナップショット:57 docs、162 commits

2013年、末のスナップショット:97 docs、543 commits

日本語ドキュメント

@repeatedlyもAdvent Calendarで書いていますが、2013年はドキュメントの日本語版がスタートしました。@mazgiさんが4番バッターですが、最近は他の有志によるPull Requestも見るようになり、内心「おおっ!」と感無量です。

今後

これまた@repeatedlyの二番煎じですが、日本のFluentdコミュニティの方々が実践してくれたユースケースを英訳していきたいですね。

この間、@kiyototamuraに、「おらおら、英訳しろや!」と脅されて、@kazeburoさんのGrowthforecastのドキュメントを英訳させてもらったので、Fluentd+Growthforecast関連のユースケースが近々英訳されるのではないかと思ってます[1]。

ユーザーにバリューを提示してなんぼだと思うので、そういう面でユースケースは欠かせないんじゃないかと思ってます。

個人的所感

To be エンジニア、or not to be エンジニア

僕はエンジニアでは無いので、書いてるドキュメントの中身が良くわからなくてつらぽよ。。。みたいな事が結構あります。ここ最近では、更に貢献するためにはコアはまあ無理として、プラグインのソースくらいは読んで、それに自分でFluentdを運用してみないといけないなと感じてます。やはり中身がわかってないと、外堀を固める仕事のクオリティにも限界があることを実感しています。

@kzk_mover

Fluentdドキュメントのコミット行数は、@kzk_moverが今も昔も首位独走状態です。Cレベルの人が、こういう日陰の仕事をやり続けていることが、コミュニティのモチベーション維持につながっているんじゃないかと前々からおもってます。"Lead by Example"の鏡だと思います。

Fluentdコアのリーダーは@frsyukiですが、ドキュメント側のリーダーは@kzk_moverだと思ってます。

さすがリヴァイ兵長に激似なだけありますね(関係ない)。

最後に

「Fluentdのドキュメント手伝ってよ」と、トレジャーデータの創業チームに声をかけてもらわなかったら、OSSの事を良く知ることも関わることも、日本のウェブエンジニア界隈の人たちと仲良くなることも、一生無かったでしょう。この場を借りて@yoshikawahiro、@kzk_mover、@frsyukiの3人に感謝の気持ちを述べたいと思います。

アメリカ在住であまり日本に行く事は無いのですが、2月に東京に中期滞在するので、是非一緒にうまいもの食べましょう。@hkmurakamiをつついてください。



[1] え?お前がやれって?gkbr